幸運の白龍 No.0178 21.05.01

幸運の白龍_________No.0178__21.05.01
http://www.tomato-tanmen.com
季節の野菜を
   たくさん召し上がっていただける
              創作中華料理店

今日のメニュー
● アサリの砂抜き
● 5月の季節メニュー
● 新型コロナウィルスへの対応
● メルマガ会員様へ5月のサービス
● 5月の営業日のお知らせ

● アサリの砂抜き
5月に入り、つつじの花が満開ですね。白龍のある中野区は区の花がつつじなので、街道沿いの植え込みなどで濃いピンク色のつつじをいたるところで見ることができます。幼いころ公団住宅に住んでいたのですが、住宅そばの植え込みのつつじの花を取って根元から花の蜜を吸ったという話をすると「あー昔やったやった、甘いんだよね〜」と思い出話に花が咲きます。公団住宅(団地)の子あるあるの遊びがいくつかあって、びわの木に登って甘い実に手をのばそうとするけど枝が結構折れやすくて怖いんだよね、とか。無造作に団地周りのの甘い蜜に手を出していたけれど、最近知って驚いたことが二つありまして、つつじの中でも「れんげつつじ」は有毒で、日本の養蜂業者はれんげつつじが自生しているところでの蜂蜜を採取しないのだと聞いて、ミツバチが広範囲で働いて集めてくる蜜ならいろいろ混ざっていてもおかしくないのに、自生しているれんげつつじを避けて採取するなんてすごいなと思ったこと。もう一つはつつじを漢字で書くと「躑躅」だそうでヒジョーに難しいということでした。

さて、花の旬がつつじなら食の旬も色々ですが、今白龍でおすすめメニューにあるアサリについて毎年2回くらいは受ける質問があります。

「正しい砂抜きの仕方ってあるんですか?」

砂抜き済と書かれているアサリを買っても、口に入れたときにジャリっとすると外れクジを引いた気持ちになるというのですが、私も同じ経験が沢山あるので、どんなに砂抜きをしていても「外れクジ、お客様のところに入ってないといいな」と常に気がかりなところではあります。

過去のメールマガジンには、その時話題になっていた50℃洗いという方法を試した話を載せていて、確かに砂はよく抜けたのですがアサリの口が半開きになっているのをみて、鮮度が心配になってしまいました。「もう堪忍〜」と言って全員舌をだして降参した感じ。どうせ加熱したらどれもパカーンと口を開けちゃうけれど、調理するぎりぎりまでは活き活きしていてほしい。

それで最近一貫して行っている砂抜きの方法は、コツもなにもない常識的なことですが、これが一番正統派で砂をよく吐くと思います。

・3%の塩水を作ります。ただし塩水はアサリが半身浴するくらいの量でいいので、水1リットルに30グラムの塩で作ってしまうと余って後悔します。500ミリリットルに15グラムの塩をよく溶かすくらいでちょうどよいと思います。

・平らな入れ物の下に網を敷いて買ってきたアサリを重ならないよう並べます。暑い日はアサリと触れない距離に保冷剤を塩水に入れて水温を下げています。魚焼きコンロの網などで代用もできます。

・暗くするために新聞紙や少し穴をあけて通気性をよくしたアルミホイルなどを入れ物の上にかぶせます。砂と同時に塩水を吹くので、捨てても差し支えないかぶせ物がよいです。

・一時間以上放置します。かぶせ物をめくってみて、アサリが水管(カタツムリのように2つ出た管)を伸ばしていたら砂をはく作業をしている証拠です。また、敷いた網のしたに汚れたふわふわ(ヌメリ)や小さな砂粒が落ちていれば合格ライン。

・調理前に塩水から上げてざるにあけ、少し置くと余計な塩水がざるから落ちてちょうどよい塩梅となります。

・調理する際に手で水洗いします。貝同士でこすり洗いする際の注意点はあまりごしごしこすり合わせないことです。アサリの貝殻は外部からの力にそんなに強くないようです。シジミは強くゴリゴリとすり合わせて洗っても割れることはないのですが、アサリは中身がふっくら大きくて食べるのを楽しみにしていた貝ほどあっさり、アサリだけにアッサリと割れてしまいます。特に旬のアサリは産卵期を迎えて中身に栄養が行っているから殻が弱いと聞いたことがあります。

このシーズンに毎回アサリの砂抜きと向き合っていると、買ってきたアサリを塩水にいれた瞬間にごろごろと動き出すのがかわいくなってしまって、オタクのように時々Instagramなどで動画を載せてしまいます。最近の伸び伸びしたアサリの動画です。よかったらご覧くださいね。
https://youtu.be/IUYYVTjPnYc
お家時間が増えたゴールデンウィークにお子さんとアサリの観察をしてみてはいかがでしょうか?

● 5月の季節メニュー
ステイホームの続く連休には単品メニューやテイクアウトも承っております。オードブルのご要望もご予算に応じて承っております。ご要望にお応えするにはなるべく前日までのご予約をお願いしております。ホームページ上のテイクアウトから、テイクアウトメニューやオードブルの一例をご覧になることが出来ます。5月の季節の炒め物は下記のようにご用意しております。

・国産豚肩ロースの黒酢の酢豚 1,520円(税込)ゴールデンウィーク〜5月中旬くらいまで
濃厚な特製黒酢ソースはテイクアウトのおかずとしても人気があります。
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/21-05-01/#Anchor-85000

・クレソンと生姜、アサリを入れたタンメン 1,300円(税込)
4月中旬〜5月末くらいまで
活きの良いアサリが動いているのを見ているとつい動画をInstagramでupしてしまう店主おすすめの季節のタンメンです。
アサリもなるべく大きな食べ応えあるサイズを仕入れるようにしていますので、ご堪能下さい。
アサリの砂抜きについてよく聞かれるので、今回そのお話をこのメールマガジンの最初に入れました。

・春野菜の塩炒め 1,200円(税込み)
新筍(5月前半)、アスパラガスやスナップエンドウなど、その時々が旬である野菜を入れて、素材を活かし塩味で調理いたします。白身魚を仕入れたときは、白身魚と春野菜を塩炒めでお出しすることもございます(価格は時価)。店頭、またはスタッフまでお問合せください。

● 新型コロナウィルスへの対応
現時点では5月11日までは緊急事態宣言が出ております。テイクアウト営業を続けながら、店内営業も引き続き行っております。検温のご協力とアルコール消毒または手洗い推奨の上でご案内させていただきます。卓数は引き続き2階席5卓、カウンター席6席で定期的な換気を行い、卓上にアクリル板を置いて大人数と大きな声での会話を控えたお食事のお願いをしております。緊急事態宣言中のアルコール飲料の提供は休止しております。ご不便をおかけいたしますが、飲食店において出来る限りの感染防止対策をして参りますのでご協力をお願い申し上げます。

● メルマガ会員様へ5月のサービス
メルマガ会員様への今月のサービスですが、3,300円(税込み)以上のテイクアウトをされる会員様にはフルサイズの杏仁豆腐を1つ、お土産でお付けします。店内でお食事のお客様には一グループ様にミニ杏仁豆腐を2つまで提供させていただきます。スマホにこのメールマガジンを表示させるか、プリントアウトした「幸運の白龍」をスタッフにご提示下さい。テイクアウトご予約の際に会員様であることをあらかじめお知らせいただくとサービスの提供をスムーズにご用意することが出来ます。

● 5月の営業日のお知らせ
ゴールデンウィークの営業については3日(月)と6日(木)にお休みをいただきます。

21日はお昼が14時にラストオーダーで、14:30にはクローズいたします。夜の営業は開始が18時になります。

そのほかは月曜定休、火曜は夜のみの営業ですが、4日は祝日なので、お昼も営業いたします。

3月からお知らせしている自動換気システムの導入工事についてですが、機械の納期が遅れているため工事の日程を決められない状況です。白龍スタッフのゴールデンウィークに代わる連休も工事期間中にあわせて取らせていただこうと思いますので、引き続き決まり次第SNSやホームページのカレンダー上で更新してまいります。今後のコロナウィルスに対しての政府・都知事の対策によっては、再び営業時間の変更や臨時休業を余儀なくされるかもしれませんので都度ご確認いただくか、店まで直接お問い合わせのご連絡にて対応させていただきます。

電話でのお問い合わせは 03(5988)7330 にお願いします。

HPに営業予定カレンダーがございます。
http://bit.ly/tomatancal

次号は2021年6月1日(火)に配信予定です。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
までご連絡ください。
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『白龍の門』を利用して発行しています。
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幸運の白龍 No.0178 21.05.01 の写真と動画

砂抜きの時、動いているアサリの様子

国産豚肩ロースの黒酢の酢豚 1,520円(税込)

同じ動画がインスタグラムにもあります。

 

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