幸運のおまけ ♪ _________________No.0024__11.05.15
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季節の野菜をたくさん召し上がっていただける中華料理店
第24回
おはようございます! ふうです。
自分では買わないもので、これは絶対素敵!
と思えるものをもらうととってもうれしいですよね。
たとえば最近これが欲しいなぁと思ったのは
キル フェ ボンの「宮崎県産完熟マンゴーのタルト」。
見ただけでおいしそうと思います。
だけどなかなか食べられない。
なにしろ 1 piece で1890円です。
丸ごとホールで買うとなんと17,955円。
自分で食べると考えると高過ぎです。
普通のサラリーウーマンには
よっぽどのことがないと無理です。
でもそこがお店のうまいところ。
白馬の王子様が買ってくれるのにこれほどいいものは
あ・り・ま・せ・ん。
私のボーイフレンド候補者に申し上げます。
私を口説きたいならマンゴータルトよ。
ああすっきりした。
もしマンゴータルトがだめでも、
白イチゴのタルトでも許してあげる。
ホールで11,970円。
ま、安いでしょ。
前回の「幸運の白龍」に
アサリの酸ラータンメンが載っていたので
食べにいきました。
カウンターに座って注文したらシノさんが、
「ふうちゃんは味に繊細だから汁そばのほうがいいと思うよ」
と言うのです。
なにその汁そばって?と聞くと、
「ママさんと喧嘩しながら作ったんだ」
と得意げです。
「なんで喧嘩したの?」
「もちろんアサリの酸ラータンメンもおいしいけどさ、
あれってアサリの味がよくわからなくなっちゃうんだよね。
辛くて酸っぱいじゃん。
せっかくいいアサリを仕入れたんだから
その良さを引き出さないともったいないって喧嘩したの」
「それで?」
「それでアサリの汁そばってのを作ったんだ。
スープをあっさりとさせて、アサリの味を引き出す。
アサリだからあっさりね」
なにオヤジギャグ飛ばしてんだと思いながらも聞きました。
「ママさんはOKだしたの?」
「ママさんはさぁ、OKなんて出さないんだよ。喧嘩した手前。
だけどメニューに載ったんだからOKってことじゃないの?」
「じゃあそれ食べてみる」
「あいよー」
シノさんはウキウキしながら作ってくれました。
「はい、これがアサリの汁そば」
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/11-05-15/
一口すするとパッとアサリの香りが広がります。
「おいしい!」
「だろ! 俺はこっちのほうが白龍っぽいと思うんだ。
もちろん酸ラータンメンにアサリが入るのって
それはそれで贅沢でおいしいんだよ。
辛さと酸っぱさの奥にアサリのうまみが隠れていてね。
でもさ、アサリだけの味もいいじゃん。
絶対これが好きって人がいるよね」
「いるいる」
アサリのほかにターサイ、ねぎ、黄ニラ、えのき、ゆずなど
繊細な食材たちが柔らかい味のハーモニーを作っています。
「すごい、シノさんこんなの作るんだ」
「なにね、いつもここにお世話になっているからね。
白龍らしい味がちょっとはわかってきたんだな」
私がニッと微笑むとシノさんはさらに言いました。
「ちょっとだよ」
マンゴータルトをさっそうと買って来てくれる彼氏もいいけど
はにかみながらおいしいものを作るシノさんも素敵だなぁ。。。
でも、彼氏にはしないけど。
ふうでした、またね~♪
「*次回の配信日は2011年6月1日(水)を予定しております。
配信エラーにより届かないことがございます。
配信日を過ぎても配信のない場合は
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