幸運の白龍 No.0167 20.06.02

幸運の白龍_________No.0167__20.06.02
    https://www.tomato-tanmen.com
季節の野菜を
  たくさん召し上がっていただける
           創作中華料理店

今日のメニュー
● コロナで散歩
● 6月の季節メニュー
● 新コロナウィルスCOVID-19への対応
● メルマガ会員様へ6月のサービス
● 6月の営業日のお知らせ

● コロナで散歩
こんにちは、キタです。

新型コロナウィルスのせいで、江古田のあたりを、時間をかけて散歩するようになりました。

以前も散歩はしていたのですが、特にそれが楽しい訳でもなく、仕方ないので散歩していたという感じでした。ところが新型コロナウィルスのせいで自粛生活をし、じっと家にこもっていると特にやることもなく、最初は鬱々としていたのですが、健康のためにと思って外に出ると、なぜか散歩に意義というか、意味というか、喜びのようなものを感じるようになりました。

なぜか道ばたに、アスファルトの隙間から咲いている花を見つけると「おぉ」と思うような心境になったのです。おかしいですよね。幼い娘がスキップするだけでうれしくなったり、「パパー」と叫ぶ子供の声を聞いただけでウルッとしたりします。

そういう僕は、興味のある新しいお店の前に立つと「入ろうかな」と思いつつ、つい先延ばしになったりしていました。最近では「テイクアウトやっています」なんて小さなボードが出ていたりするので、買って帰って試食してから、ゆっくりそのお店に行こうかどうかを考えるようになり、新しいお店の開拓が進むようになりました。もちろんアタリとハズレがあるものです。ハズレのあるおかげで、アタリの輝きが増すものです。

そんな話を白龍の二階で「夏野菜の甘酢ソース和え」と自家製スパイシーレモネードをいただきながら話していたら、奈々子さんも「テイクアウトのおかげで、それまで知らなかった味に出会える」とおっしゃっていました。
写真
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-06-01/#Anchor-80000

今年も「とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み」の季節です。いつもの年と同じようにおいしい「とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み」がでてくるのでしょう。でも、新型コロナウィルスのおかげで、もう去年と同じ「とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み」ではないような気がします。作り方も味も、理屈的には去年と変わらないものだと思います。でも、環境の変化によって受け取る僕が変わったような気がするのです。

毎年変わらず同じ味を提供し続けることの価値。そんなことをじんわりと感じるのです。

野菜の作り方も、家畜の育て方も、流通経路も変化していく世の中。そういう世界の中で「同じ味」は、本当はもうあり得ないのかもしれません。それを続けるためにはお客様の見えないところで、飲食店のみなさんは走り続けなければならないのかもしれません。

夏野菜も、年々新しい夏野菜が登場し、そのたびに味わい、それが当たり前になっていました。いままでの夏野菜が同じように登場するのも、新しい夏野菜が出てくることも、いろんなひとのいろんな努力の結晶です。そんな当たり前のことをジワッと感じるようになりました。

白龍トマト館の味は、普通の中華料理店の味とは違い、たった一店でそれを守り続けるところにその凄さがある。それがわかるから、また通ってしまいます。

テイクアウトオンリーで営業をしていた頃、「ぜったいやめないでね」とか「白龍トマト館がなくなったら食べにいくとこなくなっちゃうから」といって、予約してくださった方が多かったとか。「とてもありがたいことです」と奈々子さんはおっしゃっていました。

この世界は、些細な善意でまわっているのかもしれません。地球が自転や公転しているエネルギーと、僕たちが生きて「あれが好き」とか「こうしたい」とかいうエネルギーは、根本をたどっていくと、みな同じものなのかもしれません。

そう考えると、目の前の「夏野菜の甘酢ソース和え」をひと口 パクッと食べることも、奈々子さんが僕の馬鹿話にニコッと笑ってくれることも、この世界を動かしているエネルギーなのかもしれません。

新型コロナウィルスのおかげで壮大な妄想を抱えるようになりました。これはウィルスのおかげかもしれませんが、もともと身の回りにある、ありとあらゆるものが、そのように僕たちに関わってくれているのかもしれません。そう考えると日々の喜怒哀楽もきっと、銀河系を回転させるエネルギーとなっているのかも。関係ないかもしれないけど、些細な関係はきっとある。太陽が輝いているのは、太陽の勝手かもしれないけど、そのおかげで地球上の生命は生きることができる。朝日を浴びて立ち上がるミーアキャットの姿を見て、宇宙開発の励みとする人がいるように。うちでゴロニャーとしてくれる猫がいるおかげで、明日もハードな仕事をできる人がいるように。「風が吹けば桶屋が儲かる」は、案外深い教えなのかも。

キタでした。
「夏野菜の甘酢ソース和え」と自家製スパイシーレモネードの余韻とともに、またいつか。

● 6月の季節メニュー
・夏野菜の甘酢ソース和え 630円(税込)
ナスとカボチャを素揚げして、ズッキーニ、パプリカなどをさっと炒め、カレースパイスの香る甘酢をからめてミョウガとパクチーを加えます。日によって夏野菜は旬のものに変えて行きますので、ご注文の際にはお聞きください。ビールや紹興酒のお供に、前菜やサラダ代わりにいいでしょう。
写真
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-06-01/#Anchor-80300

・とうもろこしと豚挽き肉のレタス包み 1420円(税込)
白龍トマト館の人気メニュー。この季節になると毎年頼んでいただくご贔屓様が多いです。
詳細と写真はこちらに。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/menu-seasonal-cornandpork/

● 新コロナウィルスCOVID-19への対応
長い緊急事態宣言もようやく終わり、段階的収束に向かっています。第二波第三波の可能性があるともいいますが、それはそれ、起きたときに考えましょう。

白龍トマト館は今日も元気に営業中です。ただし、カウンターの席数は減らしています。二階の卓数は普段の7卓を4卓で営業いたします。
二階の様子はこの通りです。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-06-01/#Anchor-80600

平日のテイクアウトは継続いたしますが、土日は混雑が予想されるので、テイクアウトをご希望のお客様は、前日までにご予約下さい。

お客様とスタッフを最低限感染から守るため、緊急措置としてこのような選択をさせていただきました。皆様にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。

営業時間
平日
お昼 12時〜14時(L.O.)
夜  17時〜21時(L.O.) ただしテイクアウトのお申し込みは19:30まで。

土日
お昼 12時〜14時(L.O.) ただしテイクアウトは前日までにご予約下さい。
夜  17時〜21時(L.O.) ただしテイクアウトは前日までにご予約下さい。

詳細につきましては、こちらをご覧ください。日毎に対応を変えることもございます。最新情報をこちらでお読みください。またはお電話でお問い合わせください。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/covid19/
白龍トマト館 電話番号 03(5988)7330

● メルマガ会員様へ6月のサービス
メルマガ会員様への今月のサービスは、店内でお召し上がりいただいた方に、1グループにミニ杏仁豆腐を2つまでお付けします。スマホにこのメールマガジンを表示させるか、プリントアウトした「幸運の白龍」をスタッフにご提示下さい。

● 6月の営業日のお知らせ
普段通り、月曜は定休をいただきます。
6月30日(火)は臨時休業とさせていただきます。
6月9日(火)、または16日(火)にもお休みをいただきます。どちらかはっきりしたらカレンダーやBlog、facebook、twitter、インスタグラムなどで発表いたします。
普段の店舗営業に加え、テイクアウトと両輪でやって来ましたが、店舗運営のやり方や店員同士の打ち合わせなど、休みなく続けている状態なので、時間がどうしても必要になりました。ご容赦下さい。

電話でのお問い合わせは 03(5988)7330 にお願いします。

HPに営業予定カレンダーがございます。
http://bit.ly/tomatancal

次号は2020年7月1日(水)に配信予定です。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
までご連絡ください。
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幸運の白龍 No.0165 20.04.01

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季節の野菜を
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今日のメニュー
● 春の瀬戸際
● 4月の季節メニュー
● 新コロナウィルスCOVID-19への対応
● メルマガ会員様へ4月のサービス
● 4月の営業日のお知らせ

● 春の瀬戸際
仕事帰りの道すがら、いつも通る日本そば屋の古木の枝ぶりが美しいあの桜さえ、愛でる気持ちのゆとりがなかった平野です。

昨日見あげたらほぼ葉桜でしたが、日陰の枝葉の先にまだ空の隙間を探すように花たちが凛として咲き誇っていました。

こんな時こそ上を向いてあるこう。

先月のキタさんのメールマガジンでは春うららなあたたかいエピソードをいただいたのに、このひと月で確実にうららかではいられないムードに変わってしまいましたね。自粛要請との注意勧告もはっきりしなくて、どこまで行動すべきなのか、商売人は日々判断の瀬戸際でしょう。

キタさんが春のひだまりでお茶をすすりながら出された漬物に、子供ごころ消極的ながら箸をつけるというお話しは、広い庭に面した縁側を想像させてくれました。今、一番安全な場所なんじゃないか? 心身ともに開放的で安全な空間に思えます。

スタッフ同士でコロナについての話から脱線して、見えない不安にかられるという話から「口裂け女の噂」流行ったよねという話題になりました。不謹慎と思われたらごめんなさい。怖いけど目に見えないものという気持ちの流れで発展した会話なのでお許しくださいね。

調理スタッフのシノさんは、子供のころにまことしやかに「口裂け女が茨城県内を駆け巡っている」「100メートルを6秒くらいで走って追っかけてくる」という噂を信じて怖がっていた時期があったそうな。

確かに平野の小学校時代の地元中野区江原町でも「口裂け女が白い服を着て追っかけてくる」「その女は長い黒髪でマスクをしてて、そばに寄ってくると、私きれい?と言って白いマスクを外すと・・・真っ赤な口紅を塗った頬まで裂けた唇がガバァっと開いて食べられちゃうんだって」という話をさんざん聞いていましたね。

お化けとも実在する女ともわからず怖がりながら、私はどこかで「嘘だあ~」と思って笑ってましたが、当時本当に怖くなったシノさんはある日お父さんに訴えたそうです。

「警察に口裂け女が捕まったかどうか電話して聞いてよ!」

かわいい長男を脅かしたいお父さんは「今日、仕事帰りに口裂け女が走り去るのをみた」とか言って更に不安をあおります。シノさんはますます怖がって「お父さんお願いだから近所に口裂け女がいないかどうか今すぐ警察に確認してよ!」と泣きそうな気持で懇願したのだそう。

そのあと、お父さんが警察に電話して聞いてくれたんだそうです。それが本当に警察と繋がっていたかどうかは置いといて、とってもユーモアのあるお父様ですよね。その血は少なからず彼の会話のユーモア精神に引き継がれてるなあと感じたのでした。

全国的に口裂け女の噂ってどこまで信ぴょう性を帯びた噂だったんでしょうね? 口裂け女の噂をお持ちの方はぜひカウンター席でお話しましょう。

残念ながらコロナウィルスは口裂け女ではなく見えない状態で広がる現実となりました。風評にまどわされず、正しく恐れること、個々にできる予防からも終息に導くことを考えながら過ごす大事な局面を迎えているようです。

皆さまも大切な方とともにお体を大事にしてお過ごしください。

● 4月の季節メニュー
誠に申し訳ないのですが、今月の季節メニューは店内のメニューでお確かめください。

なぜかと申しますと、季節野菜の安定供給が難しくなりまして、ある決まったメニューのために新鮮なお野菜を取り置けるかどうか不安なのです。

ニュースで何かが発表されると、数日間お客様が来られなくなったり、しばらくするとご愛顧いただいているお客様が急にたくさんいらしたりして、毎日きちんと欠かさずに同じ季節メニューが出せるかどうかが難しくなってきたのです。

なので、春野菜のメニューは何かを必ずご用意いたしますが、それが何かを限定的に発表するのは控えさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

● 新コロナウィルスCOVID-19への対応
3月末時点で都内でのCOVID-19感染者の拡大に伴って、政府からは不要不急の外出の自粛要請から引き続いて、都からは夜間の酒場などへの出入り自粛を要請され、首都封鎖までほのめかされています。

当店では、できる限りのことをして参ります。

店内の営業はしばらくの間、2階席の卓数を通常の7卓から5卓に減らし、各卓の間隔を広く取らせていただきます。

また10名様を超えるグループ様のご来店はご遠慮いただく場合がございます(ご法事など大切なお集まりはご相談ください)。

カウンター席も6席以上にならないようお隣同志の間隔を保ち、スタッフは調理に携わる時以外はマスクを着用するようにいたします。(在庫が尽きてマスクの入手が困難な場合は対策を考えます)

営業中も店内の窓を開放して換気に努めてまいります。ただし、体感温度が低い天候や雨の日、強風で隣の公園の砂ぼこりが舞い込む日は、休憩時間にのみ店内換気をいたします。

食材をはじめ食器類、調味料など常日頃より以上の清潔を保てるよう努力していまいります。清掃してからご案内までに少々お時間をいただくことがございます。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

また、体調のすぐれない方、発熱なさった方のご来店は遠慮していただきたく存じます。

そのような方には、ご家族やご友人のご協力のもと、テイクアウトで召し上がっていただければと思います。白龍トマト館で食べられるお料理は、一部を除きテイクアウト可能です。時間がたつと食感や味があまりにも大きく変化してしまうものはテイクアウトをお断りしております。詳しくはお問い合わせください。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/menu-takeout/

どちら様も大変な対応を迫られていると思います。政府の対策は危機的状況で迷走してるように感じますが、さらなるCOVID-19の蔓延を食い止めるべく自身でできることをやっていきましょう。そして自身だけでなく、大切な人が感染しないような配慮を心がけましょう。

仕事柄移動の多い知人は、ご実家の高齢の祖父母と距離を置き、別の滞在場所を準備したそうです。環境や経済状況により皆にできることではありませんが、大事な家族を思いやる気持ちを実行に移す行動力は見習わなくてはならないものがあると感じました。

ご入店の際にお願いしたいことがございます。当店の玄関を入った目の前のカウンター上にアルコール除菌スプレーがございます。入店されたら、アルコールスプレーで手指を中心に消毒していただくか、トイレ内で手洗いをお願いいたします。アルコールアレルギーのある方は洗面所で真水での手洗いをお勧めいたします。
入口そばのカウンターにあるアルコールスプレーの写真はこちらです。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/200301corona/

トイレ内にも除菌スプレーを現状でご用意できる限り置いてございます。トイレ内の便座、蛇口などご利用の前にはトイレットペーパーにアルコールスプレーを吹き付けて拭くのにご利用下さい。

除菌で拭き終えたトイレットペーパーのみ、トイレの洗浄で流すか、ごみ箱に捨ててください。トイレットペーパー以外の紙はごみ箱にすててくださるようお願いいたします。

お手間やご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

● メルマガ会員様へ4月のサービス

メルマガ会員様への今月のサービスですが、3300円(税込み)以上のテイクアウトをされる会員様にはこのミニ杏仁豆腐を2つ、お土産でお付けします。今回はテイクアウトをされる会員様のみのサービスとなります。スマホにこのメールマガジンを表示させるか、プリントアウトした「幸運の白龍」をスタッフにご提示下さい。

● 4月の営業日のお知らせ

月曜定休にて営業いたしますが、今後のコロナウィルスに対しての内閣・都知事の対策によっては、営業時間の短縮、自粛を余儀なくされるかもしれません。

SNSやホームページのカレンダー上で更新してまいりますのでご確認ください。
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幸運の白龍 No.0164 20.03.01

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● 春の縁側
● 新型コロナウィルスへの対応
● メルマガ会員様へ3月のサービス
● 3月の営業日のお知らせ

● 春の縁側
こんにちは、キタです
先日、お昼に白龍トマト館にうかがいました。
カウンターの一番奥の席に、先代店主のママさんが座って手羽先揚げを食べていました。
挨拶すると「あら、こんにちは」と挨拶してもらいました。
とりとめのない話をポツポツとしたのですが、私が幼い頃の、春の縁側を思い出しました。
同い年のタケちゃんのお宅は農家で、広い庭に面した部屋に縁側があったのです。
その縁側に腰掛けて、よくお茶とお菓子をいただきました。
ときどきタケちゃんのおばあちゃんがいらして、手作りの漬物を出してくれたのですが、当時の私はお菓子の方がうれしかったので、「いらないんだけどな」と思いながら食べていましたけど、いま思えばもったいないことでした。

奈々子さんが注文を取りにいらしたので、「何かほっこりしたものを食べたいですね」と言うと、「もうすぐ出す予定のそら豆と豆腐、海老のスープ煮炒めを、今年はちょっとアレンジして出そうと思うの。よかったら食べてくれませんか?」。
喜んでいただきました。
普段の「そら豆と豆腐、海老のスープ煮炒め」に、緑のアスパラガスが入っていました。
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-03-01/#Anchor-78000
「アスパラガスが今年のアレンジなのですね?」
「いえ、今日はアスパラガスだけど、日によって少しずつ変えようと思ってます。春の野菜を入れて春っぽくしたいなと」
「春野菜って、菜の花とか、タケノコとか、フキとか、タラの芽とかですか?」
「そうね、でも実際に入れて合うものを確かめてからね」
そう言われてなぜかタケちゃんのおばあちゃんがタラの芽の漬物を出してくれたことを思い出しました。幼い私には苦くて食べられませんでした。おばあちゃんは笑って「いいの、いいの。私も子供の頃には食べられなかったわ」。
歳を取ったいまならきっとおいしく食べられたでしょう。
春野菜のほのかな苦みが、うれしく感じるようになりました。
「そら豆と豆腐、海老のスープ煮炒め春野菜入り」は、とてもほっこりした記憶を呼び起こしてくれます。
最後に新作デザート「こだわりバナナアイス」をいただきました。
「何がこだわりなんですか?」
奈々子さん、ニコッと話してくれました。
「味にこだわろうと思ってね、いろいろと試行錯誤しました」
「どんなふうに?」
「まずね、食べて濃厚なバナナーって感じにしたかったの。それでね、ソースにアルフォンソマンゴーのピューレを使ってみた」
「なるほど、この濃厚な感じはそれか」
「それから、うちのデザートは杏仁豆腐もタピオカも牛乳が入っているので、今回は豆乳にしようと思ったの。さっぱりするでしょ」
「豆乳を投入…」
「どうせなら卵も砂糖も使わず、甘味は甜菜糖にした」
「天才ですね。それでアレルギー対策もしたと」
「結果としてそうなったの」
「なるほど」
写真はこちら。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-03-01/#Anchor-78500
「実はね、お得意様にひとり、サンフランシスコから来た人がいるの」
「アメリカ人なんですか?」
「そう、その人がね、季節のデザートをいつも頼むの。それで喜んでくれるんだけど、ときどき季節のデザートがないと悲しい顔をするのよ。それでなんかいいデザートはできないかと思ってがんばっちゃった」
いいなぁ。私にもいつかそういうメニューを作ってもらいたい。
作ってもらうとしたら、、、。

キタでした。
口のまわりにバナナとマンゴーの香りを残して、またいつか。

● 新型コロナウィルスへの対応
各学校や各種イベントなども政府からの要請により、休業や中止となることが増えています。
当店では玄関から入って目の前にあるカウンターの上に、アルコールスプレーと除菌ペーパータオルをご用意いたしました。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/20-03-01/#Anchor-78800
ご入店の際には除菌ペーパータオルにアルコールスプレーを吹き付けて、手指などを消毒することができます。ご利用下さい。

二階席は普段7卓用意しておりますが、しばらくの間、5卓とし、お客様の間隔を、普段の営業より広く取らせていただきます。席数が少なくなってしまいますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

当店でも、体調のすぐれない方、発熱なさった方のご来店は遠慮していただきたく存じます。
そのような方には、ご家族やご友人のご協力のもと、テイクアウトで召し上がっていただければと思います。

どちら様も大変な対応を迫られていると思います。苦難の時を乗り切り、新型コロナウィルスの蔓延を未然に食い止めましょう。
お手間やご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

● メルマガ会員様へ3月のサービス
メルマガ会員様への今月のサービスは、人気のミニ杏仁豆腐を1グループに2名様まで提供いたします。スマホにこのメールマガジンを表示させるか、プリントアウトした「幸運の白龍」をスタッフにご提示下さい。

● 3月の営業日のお知らせ
3月17日(火)は臨時休業いたします。
その他は月曜定休にて営業いたします。

20日(祝金)は春分の日のためにランチタイムに定食メニューはございませんが、通常通りの時間で営業いたします。

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