幸運の白龍 No.0118 16.05.01

幸運の白龍_________________________No.0118__16.05.01
            http://www.tomato-tanmen.com
季節の野菜をたくさん召し上がっていただける中華料理店

今日のメニュー
● アサリさん湯加減ど~う?
● 5月の季節メニュー
● メルマガ会員様特典
● 5月の営業予定と連休のお知らせ

● アサリさん湯加減ど~う?
ゴールデンウィーク真っ最中ですが、
皆さまはいかがお過ごしですか?
10連休、思い切って取っちゃう!という
自営業のお客様の思い切りに感服しながら、
多くは暦通りのようで3日休んで1日出勤、
また3日連休で1日出勤…
というパターンが多いようですね。
当店は明日2日(月)は定休通りお休みをいただき、
翌日からの3連休に向けてしっかり準備したいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
さて話は旬の食材に移りますが、
ただいま活アサリが各地でシーズンを迎え
お子様、お孫さまのいるご家庭では連休中に
潮干狩りを楽しむ方もいらっしゃるでしょう。
そんな旬のアサリの砂抜きについて皆さまはどうしてますか?
砂抜きのやり方についてたまに質問をうけますが、
情報も沢山ありすぎてどれが正解なのかわからなくなりますよね。
完全に砂が抜けたかどうかは結局食べてみないとわからないので
余計に迷走してしまいますよね。
アサリの殻がクリオネみたいに透明ならいいのに。
ちょっと怖いか。
最近、アサリの50度洗いという砂抜きの仕方が
テレビや情報誌で紹介されているのを御存じですか?
50度のお湯を張ったボウルにアサリを浸けて、
少し貝殻同士を擦り合わせてから放置しておくと、
5~10分程度でアサリが砂をきれいさっぱり吐き出している、
という時短方法です。
魚介をお湯に浸けて大丈夫なわけがない!
という固定観念の一方で、只今シーズン中で
お店でも大量にアサリを仕入れては
毎度の砂抜きに手間をかけているので興味もあって・・・。
で、小さいアサリを使って試してみました(^-^)。
ご家庭では夕飯の支度を前に試すのは勇気がいると思うので、
この実験を参考にしていただき、
お役に立つことができたら嬉しいです。
ここから長いので興味の薄い方は、
季節メニューまで飛ばして読んで下さいね。

まず、50度のお湯をボウルか底の平らな入れ物に用意します。
分量はアサリが完全にお湯の中に埋まる位です。
50度と言ってもはからずとも簡単で、
熱湯と真水を1:1で混ぜるだけ。
我が家の主人にすかさず、
「真水は0度じゃないから1:1じゃないんじゃない?」と
突っ込まれましたが、若干の誤差はスルーです、
加減しましょうよ(笑)。
そこにアサリを投入して、
手で貝殻同士を擦り洗いするように混ぜます。
湯洗いでの擦り洗いは
砂抜きに必要な作業のようです。
この時素手では少し熱いです。
温度高めな銭湯に行った気分です。たぶんアサリも。
はじめてなのでタイマーを5分に設定して放置しておきました。
貝殻の口がみるみる半開きになって水管が
ペローンと出てくるので、
そのまま茹だってしまうのでは?と心配になります。
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途中で気になって湯加減をみようと触ったら、
かなりぬるくなっていたので、
これもまた心配になって少し熱湯を足しました。
ピピピ・・・5分経つと、お湯がだいぶ濁って
砂らしき浮遊物がたくさん出ています。
「本当だ、もう砂を吐いてる」
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だけど、普段の砂抜きのアサリの状態から比べると、
砂を吐き出すカタツムリみたいな水管が
半茹でのように白っぽくなって
苦しそうに貝の口も半開きになっています。
5分から10分という情報をもとに、新しく50度のお湯を作って、
もう3分ほど浸けなおします。
これ以上はあまり変化しなかったので、
水洗いしてざるにあけました。
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殻の大半はお湯の中に居たときのだらしない半開きとは違って
ピタッと閉じていますが、
半分茹だったような白い水管だけ仕舞い切れずに
ペロっとはみ出しています。
殻のぬめりが無くてツルピカなのはお湯の力でしょうか。
殻が閉じたので、活きていることはわかったけれど、
明らかに瀕死でストレスを感じていそうなアサリを見ると
熱い風呂やサウナに入りすぎたときの
お肌だけツルピカになって脱水状態でベンチで動けずにいる
自分を重ねてしまいました。
さてここから営業終了までざるのまま冷蔵庫にいれて置き、
まかないでトウバンジャン炒めにしてみました。
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50度洗い情報によると、従来の塩水での砂抜きに比べ
栄養分も増す上に加熱しても硬くならないというのです。
50度のお湯に栄養分は溶け出していないのか??
とまだまだ半信半疑だったのですが、食してみると・・・
「ん? なんか、想像と違って軟らかくて甘みもあるよ?
意外と美味しいぞ?アサリがいいのかな?
でもそれだけじゃない気もする。」
50度洗いなんて良い訳ないじゃん、
という答えを導きだす予定が覆されて
ちょっと批判ボルテージが半分以下になってしまいました。
調理工程でも火入れするとすぐに殻が開いたので、
炒め過ぎずにやわらかく仕上がったのかも知れません。
しかし! 普段の砂抜きで海水と近い環境にして
暗くて静かな場所で寝かせて潮抜きしているときのアサリは
呼吸をしているのが手に取るようにわかるし、
ゴロゴロ動きまわるし、
殻を閉じる勢いに手を挟まれて驚いたこともあるし、
そんな状態でのびのびとリラックスして
ゆっくり砂を吐いて行くのです。
先日ママさんが、アサリ砂抜き中の発泡スチロールと知らずに
「こんなとこに置いて邪魔ねえ」と手荒にしたとき
つい「あ! アサリになんてことすんの。静かにやってよ」
と言ってしまってから、自分で可笑しくなってしまいました。
愛情すら芽生えてきてるのかも。
だから、アサリが苦しそうに喘いで砂を吐く50度のお湯洗いは
個人的には認めたくない感情を否めません。
どっちにしろ食べられちゃうわけですが、
調理される寸前までイキイキしてて欲しいから。
ちなみに砂の抜き加減の結果ですが
50度洗いでも一つか二つはまだ砂が入っていて、
従来の塩水での砂抜きとそんなに変わらないように感じました。
実験回数を重ねていないのであくまでも個人的な感想です。
ご家庭でも旬のアサリを上手に楽しめるといいですね(^-^)。

● 5月の季節メニュー
・アサリメニュー3種
引き続き、厳選仕入れした活きアサリをお楽しみください。
「大粒活アサリの豆板醤炒め」 1026円(税込)
「大粒活アサリのピリ辛タンメン」 1100円(税込)
「クレソンと大粒活きアサリと生姜を入れたタンメン」
1230円(税込)

・イカと黄韮と新筍のパクチー塩炒め  890円
パクチーって炒めると独特の臭みが抜けて、
いいアクセントになるんです。
油との相性がいいんですね。
イカの香ばしさと黄韮とキノコの軟らかさ、
そこにパクチーを入れてあっさりと炒めました。
サイズも価格も、お一人様でも御注文しやすい一品料理です。
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● メルマガ会員様特典
今月は会員様お一人につき、ソフトドリンク(レモネードを除く)
1杯をサービスいたします。
御注文の際に携帯で今月の配信画面を表示して見せてくださるか
プリントアウトしたメルマガ原稿を店員までご提示ください。
会計時にレジにてサービスさせて頂きます。

●5月の営業予定と連休のお知らせ
ゴールデンウィーク中の2日(月)は
定休通りお休みをいただきます。
ご了承ください。
また、3日~5日(火・水・木)の3日間のランチタイムは
定食メニューがございません。
通常メニューをお楽しみください。
代休として、16日~18日(月・火・水)の3日間は
連休させていただきます。
御迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願い申し上げます。
その他は月曜定休で通常営業いたします。

次号は5月15日(日)にふうちゃんより配信されます。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
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までご連絡ください。
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