幸運の白龍 No.0153 19.04.02

幸運の白龍_________No.0153__19.04.02
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今日のメニュー
● 新元号「令和」
● 4月の季節メニュー
● メルマガ会員様へ4月のサービス
● 4月とGWの営業予定

● 新元号「令和」
今年も三寒四温で春を迎え、先週末は桜も満開。ここ目白通り沿いは桜の木がほとんどありませんが、中野通りや哲学堂公園のお花見帰りのお客様で忙しくさせていただきました。
ありがとうございます。

昨日「平成」にかわる新しい元号「令和」の発表がありましたね。

「昭和」から「平成」に変わった時は、昭和天皇の崩御の直後だったので、今回のようにテレビ番組で使われそうな漢字を募ったり元号の予想をしたりすることがありませんでした。

当時の小渕官房長官が「新しい元号は平成であります」と発表したとき、何を感じたかさっぱり忘れてしまったけれど、大雪が降った翌朝の高校の始業式に向かう途中で、日の丸の半旗を掲揚しているお屋敷を見かけた記憶が鮮明に残っています。あとは学校に着くまでにローファーと靴下がびちゃびちゃになって「今日はサイテー!」と嘆いたことでしょうか。

忙しくさせていただいている今、毎日仕事が出来て食べたいものが食べれてありがたいことですが、ちょっと時間に追われる日々が続くといい歳になってさえ、あの雪道をローファーで歩いた日のように足元を気にして靴が濡れたというだけで「今日一日がサイテー」と思えることがあります。

そんな中、テレビ番組でみたのは新元号発表前に平成生まれの10代の女性が「新元号へ何を期待するか?」というインタビューの答えでした。

「最初は慣れないと思うし、平成っていう字は生まれた時代だし好きだったけど、新しい元号はこれから履歴書とか書類を書くときに使うから、書きやすいというか、字を見るたびに未来が明るくなるような気持ちのいい漢字がいいな」

難しくなくてシンプルでいいお答え! 少なくとも彼女はこの瞬間足元を見ていない。素晴らしいな。この10代の女性が社会に出る時にも笑顔であって欲しい、生きやすい世の中でありますように、と思ったのでした。

みなさんは「令和」とどのようにして出会いましたか? 私はある方のウチを目指して歩いている途中、迷ってしまってどうしようもなくなり、その方へ電話しました。電話でお話していると見知らぬお兄さんが近づいてきて「それはあっちの方ですよ」と指さしてくれました。電話の相手に「いまわかりました」と言ったら、「ところで元号が令和に決まりましたね」というのです。それを聞いた途端に道が開けて、心も開いた気がしました。数日前にも歩いていてうっかりお金を落としたら、お姉さんが駆け寄ってきて「お金を落としましたよ」って、手渡してくれました。

令和が優しさを持ち寄れる時代になるといいですね。

お店の最近の出来事ですが、カナダから来たという英語圏のお客様から「ピータンって何?」と英語で聞かれました。英語版メニューで定番メニューや季節のおススメメニューは網羅しているつもりだったのですが、ピータンのメニューを載せていなかったので返答に困ってしまいました。

EggだけどただのEggじゃないピータン。「発酵させた卵」「泥と石灰ともみ殻をまぶして長時間寝かせた卵」「卵の漬物」??? 仮に正しく説明出来たとしても絶対に魅力は伝わらない感じですね(汗)。

ちょうどお隣のテーブルにピータン豆腐サラダが出たので「同じものでいい」ということになったのですが、次の日に来た日本に永住しているアメリカ人のお客様に聞いてみました。

すると即答で「Fermented Egg」と教えていただきました。

「発酵した卵」でいいのか?・・・と思いましたが、検索してみると一つの表現に限らず色々でてきて結局説明しづらい食べ物なんだな、と理解できました。

「Century Egg」なんて化石みたいな呼び名もありました。

欧米の方には中国原産の「ピータン」ってたぶん、日本でいう「ナットウ」や「ウメボシ」や「ミソ」くらい体験してから食べていただくのがいいようです。

令和二年は東京オリンピック。世界各国からいろんな方が来て、いろんな言葉やいろんな料理を楽しめるといいですね。

● 4月の季節メニュー
・蕗味噌豆腐(4月前半までの期間限定) 
旬の短い春の味覚を甜面醤(中国甘味噌)をベースに炒めました。
まろやかなお豆腐と蕗のとうのほろ苦さのマッチングはお酒のお供にぴったり。

・新筍と高菜漬け、鶏胸肉のピリ辛タンメン 1090円
こちらも毎年この時期だけの季節限定タンメンです。
春の味覚はえぐみを味わうと言っても過言ではありません。
シャキシャキ筍の旬の味覚をお楽しみください。
写真はこちら。
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● メルマガ会員様へ4月のサービス
メルマガ会員様への今月のサービスは、1グループに2つ、ミニ杏仁豆腐を提供させていただきます。
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● 4月とGWの営業予定
今月は日曜日にお休みをいただく日があります。
また、GWを含む大型連休中はディナータイムのみの営業日があります。
御来店を予定されていたお客様には申し訳ございません。
4月1日(月)
   8日(月)
   14日(日)/15日(月) *連休をいただきます
   22日(月)
   30日(火) *29日(祝日)の代休日です
5月1日(水) 17時~営業いたします(ランチタイムはお休み)
  2日(木) 17時~営業いたします(ランチタイムはお休み)
その他は通常時間で営業いたしますのでよろしくお願いいたします。

なお5月3日~6日(月)の祝祭日は、営業はしていますが、ランチタイムの定食メニューはございません。通常メニューをお楽しみください。
HPに営業予定カレンダーがございます。ご確認ください。
http://bit.ly/tomatancal

次号は2019年5月1日(水)に配信予定です。
配信エラーにより、届かないことがございます。
2日間過ぎても届かない場合は
info@tomato-tanmen.com
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幸運の白龍 No.0152 19.03.01

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今日のメニュー
● 君子の交わりは
● メルマガ会員様へ3月のサービス
● 3月の営業予定

● 君子の交わりは
こんにちは、キタです。

カメ出し紹興酒が飲みたかったので頼み、「味覚の冒険」のために何かいいものはないかと奈々子さんに聞くと、「ミミガーをアレンジした新しい料理があります」というのです。
すぐに頼みました。
「味覚の冒険」とは、食べたことのないものを食べること。
わたくしにとって心ときめくことなのです。

豚の耳を使った料理を沖縄でミミガーと呼びます。
ゆるやかな風に乗って、三線(さんしん)の音が聞こえてきそうです。
もう20年ほど前、沖縄の本島から離島をぐるっとまわりました。
青くて透明な海が印象に残っています。
会社で沖縄料理の企画がありましてね、そのリサーチのための出張です。
風でうねる畑のサトウキビをかじったり、琉球ガラスのビンに入ったちょっと甘い独特な醤油の味を確かめたりしました。
もちろんミミガーもその時に。
今回白龍トマト館で出してもらったのは「ミミガーと香味野菜のラー油和え」。
沖縄でラー油と来れば、辺銀食堂の石垣島ラー油を思い出します。
ご飯の上に載せて食べると、甘くて辛くて病みつきになるんです。
あれで太ったと言う人が何人かいました。
一時期、白龍トマト館でも何種類かのラー油が用意されていたことがありましたね。
それぞれに特徴があって美味しいものでした。
だけどそのサービス、ご飯ばかり食べることになるので、お店としてはどうなのかな?と思っていました。
でも、それが白龍トマト館なのです。
「ミミガーと香味野菜のラー油和え」に使っているラー油は、白龍トマト館特製のものです。
豚の耳の細切りが入り、それにセロリ、ニンジン、フルーツニンジン、ダイコンを細切りにして、お酢、醤油、花椒(ホァジャオ)、そして特製ラー油で味を調えています。
写真はこちらです。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/19-3-01/#Anchor-71000
野菜のシャクシャクとした歯ごたえと、ミミガーのコリコリ感が混ざってとても美味です。
でも正確に言うと、コリコリというよりはフォリフォリという感じでしょうか。
ミミガーが薄切りで、コリコリというほどの固さではなく、食べやすくて親しみやすい奈々子さんのような柔らかさを感じます。
この味がまだ残っているところに、カメ出し紹興酒のロックを口に含むと、幸せ感倍増です。
グラスを手に持ったまま、「ミミガーと香味野菜のラー油和え」を見下ろすと、頭の中で「君といつまでも」が鳴りだし、「幸せだなぁ」って加山雄三状態になってしまいます。

ところで、荘子に「君子の交わりは淡きこと水のごとし」という言葉が登場します。
年に一度やってくる季節メニュー、定番のものには、この言葉を思い出させてくれるものがあります。
「そら豆と豆腐、海老のスープ煮炒め」がそれです。
ミミガーの次に頼みました。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/19-3-01/#Anchor-71500
今年も年に一度、久しぶりに会う友人のように味わいました。
そら豆独特の味と香り、それに海老がよく合い、そこに豆腐が加わると、普段豆腐の味ってあまり感じることはないのですが、なぜかグググッと引き立ってくるんですね。
不思議です。
36年も前に連載が開始された漫画『美味しんぼ』。
わたくしの記憶が確かなら、その第一回が水と豆腐の話でした。
主人公の山岡士郎と栗田ゆう子が、出された水や豆腐の味の違いを言い当てていくのです。
ほかの人には全然わからない。
そのくらい豆腐の味は繊細なもの。
なのに「そら豆と豆腐、海老のスープ煮炒め」では、その繊細な味を感じることができるのです。
こういうのを組み合わせの妙というのでしょう。
このこともわたくしに「君子の交わりは・・・」を連想させるのです。
こういう料理を味わうと、加山雄三状態が再び。

キタでした。
グラスのロックがカラリと鳴って、またいつか。

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メルマガ会員様への今月のサービスは、1グループに二杯まで、レモネード以外のソフトドリンクを提供させていただきます。
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● 3月の営業予定
月曜の定休の他、19日(火)に臨時休業をいただきます。
21日(木)は「春分の日」のため、ランチタイムの定食メニューがございません。
ご承知おき下さい。

次号は2019年4月2日(火)に配信予定です。
配信エラーにより、届かないことが
ございます。
2日間過ぎても届かない場合は
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今日のメニュー
● なぞなぞだぞ?
● 2月の季節メニュー
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● なぞなぞだぞ?
今冬の東京は昨日まで雨が全く降りませんでしたね。
乾燥乾燥で寝起きの朝は喉がカラカラ、お肌もパリパリ。
お洗濯物がよく乾くのが唯一ありがたいですが、もう少しお湿りが欲しいですね。
よく晴れた2月も迫った先週末のこと。
「今年もどうぞよろしく」と初ご挨拶のご家族様がカウンターにご来店。
昨年は入学時に用意してもらったランドセルを嬉しそうに見せてくれた女の子ももうすぐ2年生。
私たちもまたひとつ歳を重ねるのですねえ(しみじみ)。
そんな女の子がカウンター席でしのさんと楽しそうにアニメの話をしてる。
「昔のルパン三世は何色のスーツきてたか知ってる?」と しのさんがいう。
しのさんは本人が思っているより、お子さんに好かれるみたいです。
忙しい時は眉間にしわを寄せて集中し海老巻き揚げを揚げたり、炒飯をフライパンであおったりして真剣なので、螺旋階段ごしに「何つくってるの?」とたずねる無邪気なお子さんの問いかけにも答えないことも日常ですが、話す時はユニークな受け答えをして、少し硬かったお子さんの表情がやわらぐのがわかります。
その日は女の子が「なぞなぞ出してもいい?」と言ってやりとりがはじまりました。
しのさんが「いいよ。でも簡単なの出さないでよ」。
「くるみ を逆さまにすると みるく だけど みるく を逆さまにしたら どうなる?」
しのさんが仕込みしながら考えて黙っているので、隣にいた平野は沈黙に耐えられなくなって思わず「みるくがこぼれる?」と言ったら
「はい!正解!」と女の子。
お! 私やったね。
「やばい、オレわかんなかった」と しのさん。
「じゃあ次、逆さまに読んでも同じように読める読み物は?」
「あ、それ解る。しんぶんし」
「せいかいぃ~」
「だから簡単なの出さないでって」と しのさん。
女の子はいくつか なぞなぞ を出します。
「お家をおんぶしている虫はなあんだ?」とか「パンはパンでも食べられない動物は?」。
(しのさんすかさず)「それパンじゃないじゃん、動物じゃん!そのなぞなぞはダメ」(笑)。
「あ、そっかあ。じゃあ味噌汁にいれるカメってなあんだ」
「えーと」
「超簡単だよ」
「答えられないふりするのも大変なんだよ、おじさんはー」と しのさん。
「あははっ」とっても嬉しそうな女の子。
そんなんで和やかなディナータイムだったのですが、営業終了後にスタッフ同士で「なぞなぞって懐かしかったね」という話をしていて、小学生低学年向けのなぞなぞを検索してみたら、これが頭をひとひねりするものが多くて、答えを見てなるほど!というなぞなぞが多いのです。
頭が固くなった大人を悩ませます。
最近の小学生のなぞなぞ事情はこんな感じなのですぞ。
https://www.nazo2.net/kodomo/
ちなみに、食材に関するなぞなぞから抜粋です。
わかるかな?
「豚が離婚するときに食べるものは?」
「逆立ちすると野菜になる海辺にあるものってなんだ?」
御来店時に店主の平野を捕まえて正解をお答えくだされば、お通し程度ですがザ-サイやお漬物をちょこっとお出しします。

ご家庭にお子さんがいらっしゃるお客様にとっっては「ああ、そんなものですよ」という日常の遊びなのかもしれないですけど、我々にとっては結構な頭の体操になりました。
四角い頭を丸くする・・・昔そんな進学塾のキャッチフレーズがありましたけれど、頭も気持ちも少しだけやわらかくなった白龍トマト館のスタッフでした。

● 2月の季節メニュー
・塩卵と菜の花の花椒タンメン  1090円(税込)
塩漬け卵の独特な風味がクセになってしまう、春を待つこの季節限定のタンメンです。
昨年から、「ホァジャオ(花椒)」が少しだけブームのようですが、こちらはスープに溶け込むホァジャオとスパイスの効いた塩漬け卵の味わいを楽しむ季節限定のタンメンです。
塩漬け卵だけおつまみにしたいという方もスタッフまでどうぞお申し付けください。
塩卵は角煮のタレで煮た卵より独特な風味ですが、老酒のつまみとして、またジャージャー麺や冷しトウバンジャン麺のトッピングにも最適です♡。
https://www.tomato-tanmen.com/whitedragon/menu-seasonal-entantoaonanotanmen/

● メルマガ会員様へ2月のサービス
メルマガ会員様への今月のサービスは、1グループに2つ、ミニ杏仁豆腐を提供させていただくか、または煮卵、塩卵のどちらかのトッピングをひとつサービスさせて頂きます。塩卵の味見をしてみたい方はこの機会を是非ご利用ください。ミニ杏仁と卵のサービスの併用はできません。
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● 2月の営業予定
11日(祝月)は営業いたします。
12日(火)代休をいただきます。
19日(火)はランチタイム休業。17時から営業いたします。
以降は月曜定休で通常通り営業いたします。
平日が祝祭日に当たる場合、ランチタイムの定食メニューがございません。
通常メニューをお楽しみください。

次号は2019年3月1日(金)に配信予定です。
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